断熱性能の高い家は、体に対するストレスの少ない家です。しかし、関東では冬の空気が乾燥しており、断熱性能の良い暖かい家は乾燥を緩和するためにみなさん、家の中に洗濯物を干したり、植物を置いたり加湿器を置いたりして乾燥を防いでおります。
長い間、オーガニックスタジオでは住宅の24時間換気扇について第3種換気(排気型)をお勧めしてきました。構造が単純で故障も起こりにくく大変重宝しておりました。
最近では、第1種換気(熱交換型)をお勧めしております。その理由は、関東地方の冬の乾燥を少しでも緩和する目的です。もちろん、換気による熱ロスも防げるのでこちらをお勧めしております。
全熱交換型(熱も湿度も)の換気扇を設けることにより、温度と湿度を外に逃がさず室内に戻してくれます。
冬の関東は、とても乾燥します。外気温が5℃で相対湿度が20%の時にその空気が室内に取り入れられ暖房により22℃まで上昇すると相対湿度は、10%を下回ってしまいます。24時間換気をして2時間で家中の空気が入れ替わりますので、排気型ですと常時湿度を補っていないとからからに乾燥してしまいます。
第1種換気にしてから、それほど乾燥が気にならなくなりました。
相変わらず、家の中に洗濯物や植物は、たくさん置いてありますが。