さいたま市・狭小3階建て
弊社代表 三牧自邸。
住宅密集地で、どれだけ暮らしを楽しめるのか、快適に暮らせるのかの実験住宅と考えております。好きな物に囲まれ、好きなことをしながら暮らせる家を考えました。小さい敷地ですが、緑に接する暮らしを望んでおり、屋上にも土を入れ少しでも野菜を収穫できればと考えております。1Fビルトインガレージ、収納 2FLDK 3F寝室とバスルーム RF屋上にウッドデッキと軽量土壌によるガーデニング、家庭菜園。
冬はお日さまを取り入れ暖房の補助になるように、夏は日差しを入れずに風が通るように、自然の力を借りて快適に省エネにを取り入れました。残念ながら、3階までは南側の3階建て住宅に阻まれてお日さまが入りません。そこで屋上への階段室の南側の窓から冬のお日さまを取り入れるようにしました。熱をたくさん取り入れたいので、ガラスは普通ペアガラスを採用しました。 夜には、断熱性のあるハニカムルーバーを下ろして寒さを防ぎます。床にはレンガを蓄熱材に採用しました。ここで集めた熱を、階段室を利用して3階、2階、1階に送り暖房の補助にします。 夏には、屋上部分のサッシに雨戸を閉めて日差しが入るのを防ぎます。西側の窓の外側には、すだれを下げて西日が入ることを防ぎます。住宅密集地でのパッシブデザインの可能性を、住みながら実践していければと思います。