仕上げ材

普段使うことの多い建材や設備などをどんな理由でお勧めしているかを簡単にご紹介致します。一つ一つの物に理由があってご家族と一緒に選んでいます。

外壁:漆喰

メンテナンス性を考え無機の漆喰をお勧めしております。補修することが前提ですので顔料は入れずに石灰と大理石そのままの色で使用しております。何年経っても補修ができる材料と考えています。

外壁:ガルバリゥムサイディング

窯業系のサイディングに比べ耐久性があると考えています。年数が経ってもメーカーのデザインに変更が少ない建材と考え使っています。ガルバリウムはアルミと亜鉛とシリコンの合金で丈夫なメッキ層です。手入れは再塗装です。

外壁:木製サイディング

値段は非常に高価ですが防火性能を持つ木製サイディングは表情が豊かで樹木の中では非常に生えます。火災保険の金額が高価になってしまいますが、地域によっては防火性能を持たない安価な物も施工可能です。

屋根:ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き

雨や日射のコントロールの為軒を長く出したいので屋根はガルバリウム塗装鋼板をお勧めしております。低勾配でも雨漏りに強くメンテナンスも容易です。

フローリング:ヤマザクラ

厚さ15㎜幅90㎜長さ乱尺の福島県の雑木林のヤマザクラを福島の材木屋さんから購入しております。雑木の山から切り出されます。
国産材にはなかなか無い色合いなのでお勧めしてます。オスモカラーや蜜蝋ワックスで仕上げます。蜜蝋であればご自身でもできます。

フローリング:パイン

無垢のフローリング材はヤマザクラ、ウォールナット、ナラなどの広葉樹系の物とパインや杉、カラマツなど針葉樹の物があります。針葉樹のパインなど始めは白っぽい印象ですが年数と共に深い色合いになってまいります。オスモカラーや蜜蝋ワックスで仕上げます。蜜蝋であればご自身でもできます。

玄関ドア

オリジナルの玄関ドアです。木板のフラッシュ構造となっており、内部に断熱材を挟み込んであります。少し太っているドアです。様々な玄関に合わせてデザインしております。ドア金具はデザインに合わせて選びます。写真は堀商店のレバーハンドルです。

鉄平石

長野県の諏訪地方、佐久地方で取れる石材です。板状にはがれるので壁材や床材に利用しています。色とテクスチャーが家には向いていると思いお勧めしております。玄関周りや、薪ストーブ裏などによく使用します。

内装:珪藻土、漆喰

調湿や脱臭、強アルカリでカビが生えないなどの機能や見た目から選ばれる方が多いです。家中全部は大変ですが、一部分でしたらご自身で塗っても楽しいと思います。

内装:掃出し窓タイル

居間の南側の床にタイルを張っています。一番の目的は冬のお陽さまがタイルを暖め少しでも温度の低下を防ぐためですが、観葉植物の水やりやゴミ出しのまとめなど少しくらい汚しても拭けるので便利です。薪ストーブもここに置くことが多いです。

ウッドデッキ

大きなデッキが多いので値段は高いのですが耐久性のある材料をお勧めしております。エステックウッドは国産杉を熱加工して耐久性を上げています。20年くらい耐えてくれます。ウリンやイペなどの南洋材も耐久性が高くお勧めです。

薪ストーブ

薪ストーブはきちんと乾燥した広葉樹の薪が良いとされています。しかし、それでも細かい灰や焚き火のような匂いは少し出ます。周囲に高い建物がある立地や家が立て込んでいるような場所では、主暖房としては難しいと思います。また、薪の管理や入手も手がかかります。しかし、放射暖房としての暖かさは格別であり、ピザを焼いたり遊び道具としては楽しいです。

ポスト

ポストは既製品でなかなか気に入り、そこの家に合うものが見つかりません。では作ってしまいましょう。という訳で作ることも多いです。